店主随想

今年のクリスマスの主役です

今年のクリスマスの主役は、永田みどりさんのトナカイ。 上を向いてニコニコとした笑顔がとてもチャーミング。 永田さんの作品らしい、どことなくとぼけた味わいは、冬の慌ただしい日々をもホッと和ませてくれることでしょう。 お値段もかわいらしく、クリス…

「秋の暮らしとよそおい展」終了しました

スタジオオークさんでの展示会、無事に終了しました。 足を運んでいただいた皆様、本当にありがとうございました。 昨日は一日お片づけ。イベントの余韻にまだ浸っていますが、そろそろ気分一新して、webの方でも新商品の準備をしていきたいと思います。 14…

ピッカピカの夏野菜

濱窯・田中青磁さんから品物と一緒に届いた夏野菜。 米ナスや十全なす、シシトウ。どれもツヤツヤでピッカピカ。このザルに乗りきらないくらいいっぱいいただきました! 小さなかぼちゃはダンボールのちょうど隅っこに入ってました。 なすはラタトゥイユに。…

今日のおやつ

うヴぇさん、いつもお心遣いありがとう! この一言が泣けました。

春だ!外に出よう!

明るい春になりました。 世間は何かと自粛モードですが、元気な人間が家に閉じこもることで被災地や被災者の皆さんに何のメリットがあるのでしょう? それより家の外に出て、お買い物や外食を楽しむほうが、よっぽど日本を活性化させることにつながります。 …

「できることから…」

新たな月が始まりましたね。 いつのまにか桜も咲き始め、震災で沈んだ心を励ましてくれているように感じます。 ただいま当店で実施しているポイント募金は現在、約3万ptになりました。 参加してくださった皆様、本当にありがとうございます! この募金は期間…

ポイント募金、募集します!

和雑貨 翠のお客さまへ 想像を絶する恐ろしい東日本巨大地震から一週間あまりが経ちました。 被災された大勢の皆様とご家族の悲しみ、辛さを思うと、言葉もありません。 あまりの被害の大きさに、被災していなくても落ち着かない日々を過ごしている方が大勢…

地震の影響につきまして

このたびの東北地方太平洋沖地震に被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。 突然、愛する家族や住む家を失われた方々の心痛を思うと、言葉もありません。 一刻も早い復興を心よりお祈りいたします。 当店では幸い震災の影響はほとんどありませんでした…

貪欲さと無欲さと『ハーブ&ドロシー』

ニューヨークの1LDK70?のアパートにつましく暮らす老夫婦のドキュメンタリーを見た。 映画は、彼ら自身の言葉や彼らに関わってきた人々のインタビューで綴られ、さして大きな起伏もない。 正直、途中で何度も睡魔に襲われた。なのに、映画を見たあとのインパ…

今年もよろしくお願いいたします

あけましておめでとうございます。 当店は本日より2011年の営業を始めました。 今年もとっておきの「和」の品をご紹介すべく、あちこち跳ね回っていきたいと思います。 今後ともどうぞご贔屓に。

新たな年へバトンタッチ!

写真は、今年の干支「阿吽寅」と来年の干支「跳ね卯」の引き継ぎ風景です。 ガオーッと寅さんがウサギさんにエールを送り、それにあわせてウサギさんが勢いよく飛び出しました! 来年はぴょんぴょん跳ねて勢いのある一年にしたいですね。 * * * 当店は昨…

思いがけないプレゼント

昨夜、帰宅してポストをのぞくと何やら厚みのある箱が! なんと、それはお客さまからのプレゼント! 心のこもったメッセージとともに自作のカレンダーや入浴剤などを送ってきてくださったのです。 モノクロで猫たちの素の表情がおさめられた卓上カレンダー。…

今日のおやつ part2

このパウンドケーキ、新井田志奈帆さんの手作りなんです。 「栗をいっぱいもらったので焼きました」というメッセージと共に送られてきました。 それなら当然、ケーキのお皿もコーヒーカップも新井田さんの器で。 うふふ、おしゃれなおやつタイムでしょう? …

今日のおやつ

「糖分補給にどうぞ」というメッセージが添えられて、商品納品時の隙間に入っていた「金平糖」。 うヴぇやさんからの差し入れが今日のおやつでした。 京都の手作り金平糖はやさしいレモン味。 くたびれた頭に甘さがじんわりときいて、ついつい手が伸びてしま…

ご意見をお聞かせください

ただいま当店ではサイトリニューアルの準備をしております。 今回のリニューアルに伴い、悩んでいるのが「メール便」の扱いです。 以前、紛失事故の多さに一旦メール便の利用を廃止しましたが、先日、一枚だけ手ぬぐいが欲しいというお客様からの電話に「当…

これからの日本の手仕事を考えよう

今月の「日本のくらし手本帖」は柳宗悦の『手仕事の日本』 をご紹介しています。 この本は第二次世界大戦中に日本の青少年向けに書かれました。 今から思えば、手仕事の品があふれていたと思われる60年前でさえ、著者は日本中からすぐれた手仕事が廃れている…

「波兎」の由来に異議あり?!

和柄の定番「波兎」。泳げるはずのない兎が波の上を跳ねているデザイン。どうしてこの意匠が生まれたのか、疑問に思ったことはありませんか? ネットで検索すると、謡曲『竹生島』の「月海上に浮かんでは 兎も波を奔るか」の一節が由来だと言われています。…

絶妙な組み合わせ

私は、携帯にはストラップはつけていませんが、最近、お気に入りの籠バッグに古布すとらっぷをつけることを思いつきました。 手作りひなやの古布すとらっぷは綿の藍生地を使用。野良着として使われてきた布はたくましさと素朴さを感じさせ、それが東北地方で…

ベスト・オブ・ドッキリチャンネル

今月の「日本のくらし手本帖」は森 茉莉の『ベスト・オブ・ドッキリチャンネル』をご紹介しています。 容赦ない毒舌もきちんとした批評眼があってこそ。 けなし文句を娯楽として仕立て上げ、人に読ませるには、相当な技量が必要なのではないかと思ったりしま…

コラムに間違いがありました

掲載中のコラム「植物一日一題」の中で、以下の間違いがございました。 五大山(×) 五台山(○) 牧野富太郎の郷里、高知在住のお客様よりご指摘いただきました。どうもありがとうございます! 固有名詞のチェックを怠っていた私のミスです。 もしご本人が見たら…

牧野富太郎『植物一日一題』

私、牧野スエ子。主人は植物学者で富太郎っていうの。 えっ、ご存じ? そう、世間じゃ有名なのね。 うちじゃ、褌一丁で一心不乱に絵を描いているおじさんよ。 安月給で、子供が割った家のガラスは張り替えもできないのに、今日は丸善から請求書がきたの。 そ…

たくましさに脱帽です

カタコトしか会話もできず、帰りの旅費も持たず、女性が一人で半年間の渡欧生活。 現代ならまだしも、それが第二次大戦前の1930年代の話、となれば、どれだけ無謀な行為かは想像がつくでしょう。 そんな向こう見ずの旅に出たのは、『放浪記』でおなじみの林…

幸田文の『きもの』

今月の「日本の暮らし手本帖」は幸田文の『きもの』のご紹介です。 主人公るつ子の物語を通して、幸田文自身がいかにきものに向き合っていたかが表現されています。著者最後の長編小説です。 日本の暮らし手本帖 http://wazakkasui.com/books/b008.htm

出会いは国境を越えて

先週、六本木のミッドタウンで行われたニットのファッションショーに出かけました。なんて場違いな!と私を知る人なら誰もが思うでしょうが、デザイナーさんから直々にショーに招かれるという名誉にあずかり、喜び勇んで会場へ。 実は、そのデザイナーさんと…

読む寅さん

今年最初の「日本のくらし手本帖」は宮本常一の『忘れられた日本人』を紹介しています。 半世紀ほど前に書かれた民俗学の名著は、評者の本間にいわせると、“読む寅さんのような”面白さなのだそう。 丹念なフィールドワークから浮かび上がってくる、われらが…

あけましておめでとうございます

穏やかなお正月をお迎えのことと存じます。 和雑貨 翠は本日、1月4日より通常営業となります。 本年も暮らしの雑貨を通じて、日本のデザインの魅力を掘り起こし、お客様と共に分かち合っていきたいと考えています。 どうぞよろしくお願い申し上げます。 2010…

今年もありがとうございました

本日をもちまして、2009年の営業を終了いたしました。 今年もたくさんのお客様にご利用いただき、誠にありがとうございました。 景気の悪い状況のなか、生活必需品でもない和の雑貨をお買い上げいただくというのは、例年以上にありがたく、感謝の気持ちでい…

半紙で折る折形歳時記

今月の「日本のくらし手本帖」は別冊太陽の『半紙で折る折形歳時記』を紹介しています。 折形というと、ちょっと敷居の高い感もありますが、この本は手近な半紙をつかうところがミソ。 折形を始めてみたい方には、恰好の入門書となるのではないでしょうか。 …

栗もお忘れなく

辺りを見廻せば、どこもかしこもカボチャだらけ。 ハロウィーンは日本でも季節行事として定着した感がありますね。 それに比べて影が薄いのが、十三夜。 ハイ、今日のお月さまです。 中秋の名月は中国から伝わりましたが、十三夜を愛でるのは日本独自の風習…

「工房からの風」に行ってきました

一昨日、千葉県市川市のニッケコルトンプラザで開催された野外展覧会「工房からの風・craft in action」に出かけてきました。 ガラス・陶磁・木工・織物など、暮らしに生きる「工芸、クラフト、手仕事」のブースが50ほど。どれも作り手さんが素材を慈しんで…