木更津の浅蜊は青い

先日、イベントで「地元(木更津)の浅蜊は青みがかっているんだよ。だから見ればすぐわかる」とお客様が教えてくださいました(そして、浅蜊手ぬぐいの「青」をお買い上げ♡)。 それからというもの、浅蜊の殻が気になって…。どれ一つ同じ模様はなく、複雑で…

宅急便コンパクト 利用開始のお知らせ

ネットショップにとって、送料はいつも頭のいたい問題です。 できるだけお客様の送料のご負担を減らしたい、と考え、このたび「宅急便コンパクト」の利用を始めることにしました。 60サイズよりも小さいお品物が対象です。 たとえば手ぬぐい6枚までなら「レ…

コミックもいける!新書判ブックカバー

友人が貸してくれた少女マンガにどハマり中。 青池保子の『アルカサルー王城ー』は14世紀カスティーリャ王国のドン・ペドロ一世が主人公。 戦争、陰謀、愛憎渦巻く歴史ドラマです。 さすがにこの表紙は、電車内で読むのは少々恥ずかしく、お借りした本をその…

『toc toc』とこぎん刺し

先日『toc toc』というスペイン映画を見ました。tocとは強迫性障害(Trastorno Obsesivo Compulsivo)のこと。 潔癖性で他人にさわれない女性、自分の意志とは関係なく下品な言葉が口から出ちゃうおじさん、鍵は持っているか、ガスの火を消したか、いつも不安…

今度の日曜日はへぐりマルシェへ!

3月17日(日)はへぐりマルシェに参加します!山と田んぼに囲まれた小さな集落の、小学校(現在は廃校)の校庭が会場です。去年5月に参加した時は、小鳥がさえずり、緑がいっぱいののどかな環境に、子どもたちの声がこだまし、なんとも幸せな気分でした。 当…

岩手から胡桃かごバッグが到着!

岩手県遠野市で胡桃のかごを制作されているKagocco Pepinさん。 かご好きが高じて、最初は神奈川県の林や低山でアケビなどを採り、かご作りを独学で始められました。 「東北で籠づくりがしたい」との思いから、2013年遠野市に猫とともに移住。 胡桃かごの素…

猫ちぐらが復活、マタタビの枝のオマケ付き♪

当店ではかつて、「猫ちぐら」という藁でできたニャンコのおうちを扱っておりました。 しかし、一時期メディアで多く取り上げられ、あまりの人気と作り手不足のため、「6年待ち」という事態に。 その時点で当店では、お取り扱いをやめるという決断をしました…

千葉のキョン

ひさしぶりに革作家、加藤キナさんの品が入荷しました!害獣として駆除され、廃棄されるだけの動物を革として活用し、新たな形でよみがえらせることに取り組むお二人。千葉県に生息していたキョンの革を使って、キーリングを作ってくださいました。キョンは…

加勢以多ってなに?

先日、文京区の肥後細川庭園で『加勢以多(かせいた)』という、変わった名前のお菓子に出会いました。細川家秘伝の、幕府への献上菓子で、もとはポルトガルから伝わったものだとか。 『加勢以多(かせいた)』という名前もポルトガル語の"caixa de marmelad…

レターパックに手ぬぐいは何枚まで入るのか?

「手ぬぐい何枚までレターパックライト(送料360円)に入りますか?」というご質問をよくいただきます。 当店では、以下の基準でお送りしています。 あひろ屋手ぬぐいの場合 個包装なし→6枚まで 個包装あり→4枚まで 梨園染手ぬぐいの場合 6枚まで(梨園染は…

見えないところまで手を抜かないものづくり

お客様から、嬉しいメールをいただきましたので、ご紹介させてください。 手作りひなやさんのペンケース、驚きました。 実は自分でもペンケースやブックカバーを作っていました。 (中略) 驚いたのは、ペンケースの裏布が丁寧に手縫いで縫い付けられている…

あけましておめでとうございます

謹んで新年のお慶びを申し上げます 猪は無病息災・躍進のシンボル。 みなさまにとって、健やかで充実した一年になりますように。 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 *新年の初売りは1月3〜9日まで東急百貨店吉祥寺店3階にて。 *ネットショップは1…

二十年の感謝を込めて

インターネットの中に「和雑貨 翠」という小さな店を開いてから、まもなく二十年の月日が経とうとしています。 浮き沈みの激しいネットの世界で、長きにわたって続けてこれたのは、あたたかく見守ってくださったお客さまと、真摯なものづくりで支えてくれた…

『くらしずく』を終えて

『くらしずく』が終わって約二週間。 事後処理などで忙しくしていましたが、ようやく日常を取り戻しましたので、記憶が鮮明なうちに振り返っておきます。 『くらしずく』とは… 暮らしをより豊かにしたいと願う使い手と。 使い手の暮らしを想い、作品を生み出…

9/23,24は九十九里の「くらしずく」へ

《くらしずく》は作り手と使い手が作品を介して出会うクラフトイベントです。 今回、機会をいただき、今年の春に開催した『手のしごとオモテウラ』展をくらしずくバージョンで開催することになりました。 『手のしごとオモテウラ』特設サイト https://rafu20…

【重要】送料改定に関するお知らせ

昨今からの配送会社の送料値上げに伴い、お届けにかかる配送料を改定することにいたしました。 なるべくお客様に送料のご負担をかけたくないとの思いから、精一杯の努力をしてまいりましたが、従来の配送料の維持が大変困難な状況になりました。 つきまして…

臨時休業のお知らせ

誠に勝手ながら、7/1〜7/9まで出荷業務のお休みをいただきます。 6/30までにご入金の確認ができない場合、7/10以降の出荷となります。 なお、お届けが遅くなるお詫びとして、上記期間中のご注文は5,400円(税込)以上、送料無料とさせていただきます。 ご了…

伯兆さんのアクセサリーは6月末まで!

伯兆さんの蒔絵アクセサリーは螺鈿工芸の素晴らしさを堪能できる逸品。光の入る角度によって表情を変える貝の輝きに、誰しも心奪われてしまいます。 ただいまお取り扱い中の品は今月いっぱいをもちまして販売終了となります。 後悔されないよう、お気をつけ…

Style of 10 心を揺らすアクセサリー

お知らせが遅くなりましたが、スタジオ・オークさん主催の企画展『style of10 心を揺らすアクセサリー』、ただいま開催中です。 異なる素材の作家さん10組による多彩なアクセサリー。 当店でおなじみの伯兆さん、三つ豆さん、鳥居美和さん、古角志奈帆さん、…

春の蒔絵屋まつり♪

蒔絵屋・伯兆さんの新作を本日(4/25)20時より一斉に販売開始いたします。 どの品ももはやアートの領域。 正直なところ、一介の和雑貨屋が扱っていいのだろうかとさえ思います。 伯兆さんの蒔絵を手に入れる喜びを、味わってみませんか? ◯蒔絵マトリョーシ…

ご来場ありがとうございました

『手のしごと オモテウラ』展は昨日、無事に終了しました。どうもありがとうございました。 会期中300人を超えるお客様にお越しいただきました。ネットのなかで10年以上おつきあいのあるお客様との感激の初対面もありました。 みぞれまじりの搬入日から花吹…

『手のしごと オモテウラ』は木曜日から

いよいよ、今週木曜日より企画展『手のしごと オモテウラ』が始まります。 作り手さんたちとともに一年以上前から準備してきた展示会です。 制作過程の動画や実演、道具、アイデア帳の展示、そして、お買い物のお楽しみもいろいろ。 手のしごとのオモテもウ…

青人窯のうつわ、お取り扱いを始めました。

このところ、我が家の食器棚最前線に位置しているのが「青人窯」のうつわ。 高台まで丁寧に作られたスッキリとしたフォルムと毎日使うのにちょうどいい薄さ。 魚沼の火山灰や、薪ストーブから出た柿灰を使った自然灰の釉薬は、深みのある景色を見せてくれま…

紋かるた、在庫かぎりで終了です

残念なお知らせです。 このたび「紋かるた」がメーカーさんの都合により、販売終了となります。 当店でも、今ある在庫かぎりでおしまいです。 遊びながら家紋や小紋文様に親しめる「紋かるた」は、日本のデザインのうつくしさ、かっこよさをあらためて認識さ…

ハグプラス2終了しました

神楽坂に自分の店を持つ、という夢が叶ったかのような二日間。たくさんの方々にお会いできて、幸せでした。 お越し下さったお客様、友人たち、この機会を与えてくださった珈琲抱さん、紹介してくださった東ノハテノ国さん、出店者の皆さま、本当にありがとう…

りんご籠大量入荷のお知らせ?

青森より三上幸男さんの竹籠が入荷しました。 今回はひさしぶりにりんご籠(大)をお願いしてみました。りんごの収穫用に実際に使われているものですので、堅牢さは折り紙付き! りんごだけでなく、じゃがいもや玉ねぎの保存用にしてもいいですし、雑誌を入…

千倉で「柴燈護摩・火渡り修行」

連休中日は友人とともに千倉の能蔵院へ。 春の大祭「柴燈護摩・火渡り修行」が行われたのです。 「柴燈護摩」は煙もくもく、大きな団扇で山伏たちが風を送るたびに炎が勢いよくあがるさまを見て、二人で大興奮。 その後、護摩壇の炉がならされて、火渡り修行…

手のしごと オモテウラ

美しい品を見たら、どうやって作っているのだろう?と知りたくなりますよね。 来月、浦和の楽風さんで開催する展示会では、みなさまの“鶴の恩返し的”(?)好奇心にお応えする企画です。 題して『手のしごと オモテウラ』。 当店で活躍してくださっている8組…

冷える夜には…

立春を迎えたとはいえ、まだまだ冷える2月。 寒い夜のおともには、甘酒なんかいいですね。 しょうがをたっぷり入れて。 こぎん刺しのコースターは冬の温かい飲み物によく似合います。 三つ豆 こぎん刺しコースター http://wazakkasui.com/?pid=107185549

旧神谷傳兵衛別荘

今日はイベントの説明会ついでに稲毛をちょこっと散策。 かつては文人たちの保養地として栄えた稲毛海岸には、浅草・神谷バーの創業者、神谷傳兵衛の別荘が今も残っています。 ワインの醸造まで手掛けた神谷傳兵衛らしく、床柱は太くて大きなぶどうの木。欄…