今年最初の新発売は「柿渋泥染の信玄袋」。
手作りひなやの品です。
柿渋はわかるとして、泥染ってご存知でした?
よく泥染の大島紬とかありますよね。でもお恥ずかしながら、泥染のこと今まで知らなかったのです。
「泥でこんな色に染まるのかな?」くらいの認識しかありませんでした。
調べてみたところ、泥は染料ではなく、媒染として発色させる役割を果たすのだそうです。
柿渋で麻を染めてから、鉄分のある泥に浸すことで、このような深みのある色とニュアンスが生まれたというわけです。
シンプルだけど飽きのこない信玄袋。
最初乾いた感じの風合いがだんだん柔らかくこなれていく経過も楽しんでいただければと思います。