お客様より「今月の表紙絵は“ひいらぎ”ではなく“ひいらぎ南天”ではないですか?」とのご指摘をいただきました。
先日、私はこんな記事を得意げに書いたばかり。
http://www.qomono.com/qoblog.php?bloger=wazakkasui&entry=1259650836
写真を見て確認してみたところ、葉のつきかた、紅葉の具合から言って、当店の表紙絵に描かれているのは「ひいらぎ南天」であるのはほぼ間違いでしょう。
これはメギ科 の植物だそうで、ひいらぎとはまた別物。葉はひいらぎに似ていて、実は南天に似ているので、この名がついたのだとか。うぬぬ、まだひいらぎファミリー(?)がいたとは!!
植物の世界って奥が深いですね。見た目は似ていても、別の科に属する植物がこんなにいろいろあるなんて。ややこしいけれど、この多様性はすごい!
というわけで、今月の表紙絵は“ひいらぎ南天”に訂正させていただきました。
間違った認識で紹介してしまい、申し訳ありません。
先日のブログ記事で書いた「クリスマスは“ひいらぎもち”、節分は“ひいらぎ”」は間違いではありません。ただ、今月の表紙絵が“ひいらぎ”ではなかったということです。どうか混同されませんように……。
【まとめ】
●クリスマスの飾りで使われる赤い実のついた植物→ひいらぎもち(モチノキ科)
●節分の飾りで使われる、ギザギザの葉の植物→ひいらぎ(モクセイ科)
●今月の表紙絵で描かれている植物→ひいらぎ南天(メギ科)
ネット上には植物の写真を掲載したサイトが数多くあります。
ご興味のある方は探してみてください。どこがどう違うのか、おわかりいただけると思います。
そして、正しい知識を教えて下さったお客様に感謝!
お客様は緑化設計のお仕事をされていたのだそうです。さすがですね。
おかげで間違った知識の露出を5日で食い止めることができました。
こんなふうに親切に間違いを指摘して下さるお客様がいらっしゃることが、私にとっては非常に貴重なことだとしみじみ嬉しく思いました。