永田みどりさんの干支の置物は、毎年大人気!
今年も予約開始直後から、続々とご注文をいただいています。
今回、「12年前とは異なるねずみをつくろう!」ということで永田みどりさんが取り組んだのが「だるま」と「ねずみ」を組み合わせた《だるマウス》。
コンセプトはすんなり決まったものの、そこから形になるまでの道のりが長かった!(私はあれこれ意見を言っただけで、大変な思いをしたのはみどりさんです…)
だるまの上のねずみちゃん、可愛くしようと思うと、どうしても浦安にある夢の国のキャラクターに似てきてしまうのです。
いや、実際にはそんなに似ていないにもかかわらず、大きい丸と小さい丸2つを組み合わせた形状だけで、◯ッキーの影がちらつくちらつく…。
歯をつけようか、耳を窪ませてみてはどうか、などいろいろ試行錯誤の連続。
下手にいじると、こんどは◯ッキーの劣悪コピー商品みたいに見えてきたり(苦笑)。
みどりさんにとっては、「可愛く作りたい」「◯ッキーに似せてはいけない」のせめぎあいのなかでの創作となりました。
完成品を見ていると、◯ッキーの影などどこにもないでしょう?
しかし、ここに至るまでにたくさんのだるマウスが生まれてはボツになっていったのです(涙)
あらためて◯ィズニーのデザインのすごさを思い知ったと同時に、永田みどりさんのチャレンジの道程にも大いに敬意を払いたいと思います。