旧中仙道を歩く

10/29より開催の『和からはじまる小さな旅』展、会場となるギャラリー楽風さんは、旧中仙道に面しています。日本橋から木曽を抜けて滋賀の草津宿東海道と合流する中仙道は江戸時代の主要な街道でした。

『木曽街道六十九次』浦和宿(渓斎英泉・画)

現在、商業施設が建ち並ぶ道路沿いに当時の様子をうかがい知れるものはほとんどないものの(楽風さんでさえ明治24年築)、今日は会場の下見とDM配りを兼ねて、北浦和から浦和までの旧中仙道を歩いてみました。

昔の旅人は一日に30km以上も歩いたというのに、私はたったひと駅ぶん歩いただけで足の裏が痛くなる情けなさ。日も暮れかけて楽風さんの明かりを見た時には、それだけでホッとしました。

この浦和も中仙道の宿場町の一つ。浦和宿に着いた旅人はここで一休みして旅の疲れを癒やしたことでしょう。

当時の旅人に思いを馳せつつ、茶屋の団子ならぬ、楽風さんのお茶とお菓子で至福の一服。

そんな小さな旅気分も楽しいものです。

『和からはじまる小さな旅』展、ぜひ秋の一日に予定しておいてくださいね。

『和からはじまる小さな旅』展詳細はこちらです↓

http://wazakkasui.com/readings/contents/index.php?pg=rafu2015