奥ゆかしくも雄弁に

きもの姿の女性を見ると、表から見えている部分より、裾からのぞく八掛の色にドキッとすることがよくあります。

チラッと見える裏側に鮮やかな色を配すると、奥ゆかしいのになんとも雄弁にきものが主張するんですよね。これも日本の美学の一つ、と言ったら大げさでしょうか?

さて、今回初登場のシャンタンチーフ「名物裂」も表より裏がみな明るい色のリバーシブルになっています。

柄は「うさぎ/もみじ」「梅/松葉」「龍/七宝」が表裏に織り込まれています。

表と裏をうまく使い分けて、楽しんで下さいね。

シャンタンチーフ http://wazakkasui.com/furoshiki/fr11.htm