蔓の上をよじのぼり、ブドウを食べようとしているリスさん、かわいいですね。
遊中川の秋の手ぬぐい「葡萄」が入荷しました。
リスというと、ひまわりのタネだとかクルミを食べるイメージがありますが、和の世界では、なぜか葡萄に栗鼠がつきものです。
室町時代の葡萄唐草文様にはすでに栗鼠がいるとか。
中国でも、景徳鎮の陶磁器に、葡萄と栗鼠の絵が描かれているそうです。
そもそも葡萄唐草は古代エジプトにも見られる歴史の古〜い文様。
それが、ヨーロッパや中東にも広がり、シルクロードを経て、日本にも伝わってきたわけですが、葡萄に栗鼠が加わったのはどこからなんでしょうね?
一枚の手ぬぐいから、文様の伝播を考えてみるのも楽しかったりします。